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大腸癌

大腸癌の症状や治療法、転移などについてまとめたページです。

大腸癌に関する基礎知識まとめ

大腸癌の罹患者数は男性では7万人女性では5万人で、増加傾向にある病気です(2008年のデータによる)。部位別に比較すると、癌の中では男性では3番目、女性では2番目に発症件数が多いようです。

大腸癌の転移

大腸癌は、肝臓に転移しやすいと言われています。大腸癌を発症した方の約11%は肝転移を起こし、また大腸癌手術を受けた方の7%は肝臓での再発が起こっています。

次に多いのが肺で、これも再発や転移が多く見られます。転移した部分が完全に切除できれば、40%の方は治療に成功しています。

また、腹膜播種の可能性もあります。お腹の中のあちこちに癌が散らばってしまい、切除は難しいので、抗癌剤での治療が行われます。

大腸癌の症状と発見

大腸癌では、下痢や便秘、血便などが症状として表れます。大腸の癌細胞は組織が弱く、便が大腸を通過するときに出血しやすくなっています。そのため、癌検診では便を採取して検査をします。

大腸癌の症状は、ほかの病気でも表れるもの。そのため、大腸癌だと気づきにくいケースが多いようです。40歳を過ぎると大腸癌の発症率が高まります。ぜひ、年に一度は大腸癌検診を受けることをお勧めします。

大腸がんの治療

大腸癌は比較的治療しやすく、ほかの癌と比べて治癒率が高いようです。癌が粘膜にとどまっている場合は、内視鏡手術で取り除くことが可能です。

癌が広がっている場合には、腸管やリンパ節を切除します。直腸癌の場合には、人口肛門を取り付けることもあります。

最近では、腹部に小さな穴を空けて、小型カメラと切除器具を使って切除をする腹腔鏡手術という方法も取られています。

手術前後の補助治療として放射線を使い、癌細胞を小さくしたり、肛門の温存をすることも可能です。骨転移の痛みや神経症状を和らげることも可能です。

治療が難しい場合や再発の場合は、抗癌剤や放射線を使って苦痛を和らげ、少しでも生活の質を保つための治療が行われます。

 
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