癌の転移にかんする知識をわかりやすくまとめました

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肺癌

肺癌の症状や治療法、また肺癌の転移に関する基本的な情報をまとめました。

肺癌の治療・転移予防のための基礎知識

肺癌は年々患者数が増えている病気で、現在最も患者数が多い癌だと言われています。非常に治療が難しく、その予防方法についても研究が進められています。

肺癌とは

肺癌は、肺の気管や気管支、肺胞の一部が癌化することで起こります。

喫煙によって肺癌のリスクが高まることはよく知られています。1日20本のたばこを吸う人は、たばこを吸わない人の10倍も肺癌のリスクが高くなることが分かっています。

もちろんそれだけでなく、大気中の汚染物質なども肺癌のリスクを高めますから、どんな人でも完全に回避することはできません。ですから、検診で症状が出る前に癌を見つける二次予防が大切になるのです。

肺癌の転移

人間の血液は、すべて肺を通ってから全身へと送られていきます。ですから、肺の癌細胞は血流にのって全身へと運ばれていく可能性があります。そのため、肺癌は転移しやすいと言われています。リンパ節、肺葉、脳、骨、肝臓、副腎などが転移しやすいようです。

また、近くの臓器に対して浸潤という形で癌が広がることもあります。主気管支、臓側胸膜などが浸潤しやすく、さらに胸壁や横隔膜など、そして心臓や大血管、食道などへ広がっていきます。

一方、全身の血液が集まるわけですから、全身から癌細胞が送られてくる可能性もあるわけです。癌細胞は肺でひっかかることが多く、多くの部位からの転移の可能性があるとも言われています。

肺癌の症状

肺癌の症状としては、咳や呼吸困難胸の痛みなどがあります。また、血が混じった痰が出ることがあります。いつもと違う変な咳が出たり、色の違う痰が出るときは注意が必要です。

肺癌の治療

肺癌の治療は、外科療法放射線療法薬物療法の3種類に分けられます。

外科療法は、肺の癌部分を切除するもの。肺は右肺が上葉、中葉、下葉の3つ、左肺が上葉と下葉の2つに分かれています。切除手術は肺葉を取り除くか、あるいは片側の肺ごと摘出します。効果は高いのですが、この手術に耐えられる体力があるかどうかが問題になります。

放射線治療は、放射線によって癌細胞を攻撃するものです。抗癌剤と併用しながら癌細胞を縮小させていくことで、患者の苦痛を和らげることができます。

どの治療法にも副作用やリスクがあるので、担当医師とよく相談する必要があります。

 
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