癌の転移にかんする知識をわかりやすくまとめました

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膵臓癌・肝臓癌

ここでは、膵臓癌や肝臓癌について、その症状や治療法、転移などについてまとめています。

膵臓癌・肝臓癌に関する基礎知識

膵臓癌や肝臓癌は症状がわかりにくく、検査でないと発見がしにくい癌です。どんな人でも発症のリスクはありますから、これらの癌についても知識を持っておく必要があります。

膵臓癌

膵臓癌は、胃癌や大腸癌などに比べると3~5分の1程度の発症率ながら、死亡原因としては癌の中で第5位となっています。その原因は、膵臓癌の治療の難しさにあります。

膵臓癌の症状

膵臓癌は、初期には特徴的な症状がなく、発見されたころにはステージが進んでいます。

はじめの症状としては、腹痛や黄疸が見られます。腰や背中の痛みが出ることもありますが、膵臓癌に特徴的なものではないので発見が難しいようです。灰白色の便が出るようになると、膵臓癌が疑われます。この段階まで来たら、膵臓癌の専門の機関にかかる必要があります。

膵臓癌の予防

膵臓癌のリスクとして認められているのは喫煙だけです。癌の原因はわかりませんが、糖尿病患者が膵臓癌を発症しやすいことはわかっています。

生活習慣のコントロールのほかに、膵臓癌の予防方法はないようです。

膵臓癌の治療

膵臓以外の臓器や、お腹の中(腹膜播種)、大きな欠陥に癌が広がっていない場合は切除が行われます。

膵臓は他臓器とのつながりが強く、周辺臓器を無視して切除するのが難しい部位です。そのため、切除が難しく、化学治療や放射線治療に頼ることも少なくありません。

肝臓癌

肝臓癌は、男性なら45歳ごろから、女性なら55歳ごろから発症のリスクが高まります。男性は罹患率や死亡率が高く、1935年前後に生まれた男性は特に高くなっています。これは、肝臓癌の原因であるC型肝炎に感染した方が多いためだと言われています。

肝臓癌と転移

肝臓は肺と同じく、全身の血液が集まる臓器です。全身から癌細胞が流れ込んでくる上に、肝臓から癌細胞が流れ出る可能性もあるので、転移先や転移のもとになることが多い臓器です。

ほかの臓器からの転移が最も多いのが肝臓であり、肝臓に転移した癌は特に治療が難しいそうです。

また、特に肝臓から転移しやすいのは肺だと言われています。ステージが進んでしまっていることが多いため、これも治療は難しいようです。

肝臓癌の原因

肝臓癌の多くが肝炎や肝硬変を原因として発症します。B型・C型肝炎から肝硬変を経由して癌を発症します。

その他には、アルコール性肝障害が肝硬変となり、肝臓癌となることもあります。

肝臓癌の症状

肝臓癌そのものの初期症状はほとんど表れません。肝臓に関する症状は肝硬変や肝炎の症状として表れるので、肝臓癌の発見は難しいのです。

予防法としては、肝炎を発症した場合にウイルスを減少させる方法があります。

肝臓癌の治療

転移を起こしておらず、肝硬変が進んでいない場合には切除法が有効だと言われています。

しかし肝臓癌の多くは肝硬変由来なので、これが難しいことがあります。その場合はエタノール注入やラジオ波・マイクロ波などを使って細胞を壊死させる方法や、抗癌剤、放射線治療などを行います。

ただし、慢性肝炎が原因となる肝臓癌は治療後も新たな癌が発生することが多く、予後も癌の発生を警戒して早期に発見する必要があります。

 
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