癌の転移にかんする知識をわかりやすくまとめました

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その作用

癌の代替医療として注目されている、紅豆杉の効果やそのメカニズム、これまでの研究などについてまとめました。

紅豆杉が癌に効くといわれる理由とは?

癌に特異な作用があり、代替医療としての有用性に注目が集まっている紅豆杉。そもそも、どのようなメカニズムで紅豆杉は癌に作用するのでしょうか。これまでの研究で分かっていることをまとめてみました。

紅豆杉の研究

紅豆杉が最初に注目されたのは、1956年にアメリカで発表された研究結果です。紅豆杉の抽出液が癌治療に効果があるとして、世界中で注目されました。1971年には、タキソールと名付けられた抗癌物質が分離抽出され、その効果が立証されました。

日本でも先進的な研究が進められています。2001年には富山医科薬科大学和漢薬研究所が「紅豆杉(Hongdoushan)A・B・C」という3つの化合物の抽出に成功。それ以降、癌はもちろん、C型肝炎、リウマチ、花粉症など、さまざまな病気への効果が証明されてきました。

最新のものでは、2013年に京都大学附属病院での共同研究がスタートするなど、さらにその効果が解明されていくことが期待されています。

紅豆杉が癌に効くといわれる理由

では、紅豆杉はどうして癌の代替治療に使われるのでしょうか。その理由とメカニズムを、富山医科薬科大学和漢薬研究所の門田重利教授の報告をもとにまとめてみましょう。

癌細胞は、分裂によって増殖し、体を蝕みます。紅豆杉の成分は、癌細胞の骨格をつくる微小管と結合し、増殖を防ぎます。これによって癌細胞は増殖できず、自然死していきます。これにより、やがて癌細胞がなくなるのです。

また、体内の異物を食べるマクロファージは、紅豆杉の成分が結合した癌細胞を異物とみなし、食べてしまいます。これによっても癌細胞は減少します。

しかも、これらは正常な細胞には作用せず、癌細胞だけを攻撃する選択性があるため、副作用がありません。加えて、癌細胞発生の原因となる酸化を防ぐ抗酸化作用もあるので、再発を防ぐ効果もあるのです。

リスクがなく、癌を根本から治療する効果が期待できる紅豆杉は、新しい代替医療のスタンダードとして今後さらに利用されていくだろうと考えられています。

 
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